大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

第59回「こいさん会」開催

 と き 平成30年5月19日(土曜)17:00~
 ところ 居酒屋「番屋」八重洲本店

 こいさん会は、本学工学部機械科卒業生によるOB会で(現状、未だOGの出席はありません)、毎年5月に東京にて総会を開催しております。

 本年は、地方で勤務されている方々の参加促進を図るため、これまでの開催要領を変更し、開催日時を5月第3金曜日19時から、より都合のつけ易い第3土曜日17時に、開催会場を高級レストランの品川プリンスホテル38F「味街道五十三次」から大衆的な居酒屋「番屋」に切り替え、これに伴い若手にも出席頂きやすい様、参加費も10,000円から6,000円に下げることにしました。
その結果、地方にお住まいになっている方々に取り、格段に参加頂きやすい環境を創出出来たのですが、逆に週末開催のためにお子様を始めとするご家族へのサービスや週末行事への参加のために出席出来ない方もおられ、最終的に参加者数は例年並みの14人に留まりました。

 そんな中、週末にも拘らず、大学よりは工学研究科 機械物理系専攻 兼子佳久教授に御出席頂き、大阪府大との統合問題に係る最新の状況、機械科卒業生の就職状況に付きお話頂きました。
後者については、最近の傾向として、理系卒の学生の場合でも、ただ研究能力に優れているだけでは弱く、企業は交渉力・プレゼンテーション能力を保有しているかを重要視する傾向にあるとの御説明あり。これは、内外企業間の共同開発が増え、相手方に対し交渉を有利に進められる能力が必要とされるためとのことでした。同時に、企業にて勤務開始後に大学との共同開発において博士号取得を目指す既就業者も多く、これも特にドクター称号を保有することで、外国企業等との交渉を有利に進めたい企業の思惑が反映されているようです。

 その後、各会員より近況の報告があり、正に技術先端で活躍されている方々の中国企業や中国産業に対する評価の高さに驚くべきものがありました。

 又、現在、機械科学生の1割近くが所謂リケジョの方々であり、来年の総会に向けて現役女子学生の試験的なご参加を促すスキームを構築しようということになりました。
最後は、恒例により、逍遙歌「桜花爛漫月おぼろ」を全員で合唱し、来年の再会を誓うと共に、一部の方々は赤坂の夜へと消えて行きました。

(文責:中尾隆史・S49機械科卒)


出席者
(前列向かって左から)、伊藤博之(S41)、守本佳郎(S39)、小林健二(S32)、兼子佳久教授、中尾隆史(S49)、堀井宣孝 (H16)、(2列目向かって左から)、松本敦考(H19)、八嶋敬市(S46)、山本知彦(S61)(3列目向かって左から)、津坂治男(S60)、安岡正之(S62)、松村弘敦(S63)、(4列目向かって左から)、片山淳(S58)、伊藤和真(H17)

同窓会報 有恒

  • 26号
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