大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

中国短期研修記 (Hijicho記者 福田夏実さん)

皆さんは中国についてどのようなイメージを持っているだろうか。最近のニュースを見ていると、様々感じることはあるだろう。筆者は8月18日~31日の2週間、本学の協定校である華東師範大学への語学研修に参加した。短期間の滞在の中で、中国に関して感じた印象についてまとめた。

中国の観光地、外灘の夜景=8月19日、福田夏実撮影

観光地、豫园(よえん)の夜景=8月19日、福田夏実撮影

蘇州(そしゅう)の様子=8月24日、福田夏実撮影

食事について
 上海の食事は、下の写真のように総じて量が多いが、中国国内で比べると量が少ない方だと聞いて驚いた。学生食堂の料理も同様で、2人で分けて十分な量のものもあった。日本人がイメージするような典型的な中国料理である、麻婆豆腐や天津飯は中華料理店にはなく、豚の角煮や魚の煮物などが多かった。
 また、中国で食べる料理は濃い味付けのものと薄い味付けのものに分かれていると感じた。小籠包やチャーハンなどは日本に比べ、油が多く味が濃い。その一方、饅頭(まんとう)と呼ばれる蒸しパンのような食べ物がある。調味料もつけないため全く味がないのだが、中国では朝ご飯に主食として食べる人が多くいた。

中華料理店で出てきた料理のほんの一部=8月20日、福田夏実撮影

日本のキャラクターを模した食べ物も=8月24日、福田夏実撮影

物価について
 私が中国で一番驚いたのは、物価が安い点である。例えば、日本であれば外食をすれば1食1000円ほどかかる。しかし中国に滞在している間、1食500円以上かかることがなかった。学食であれば100円あれば十分で、日本では700円ほどするタピオカも300円ほどで飲める。そのため、お土産を買うにしても何を食べるにしてもついつい財布の紐が緩んでしまった。

筆者が中国で買ったお土産 これだけ買っても総額で3000円ほどという安さである=8月30日、福田夏実撮影

ショッピングモールで販売していたジュース 300円ほどで飲める=8月19日、福田夏実撮影

中国で驚いたところ
 中国は日本に比べてキャッシュレス化が進んでいる。現金で支払いができないわけではないが、レジで並んでいても現金で払っている人はほとんどいなかった。実際学食では学生証に事前にチャージをして、機械に通して料金を払う。現金を持ち歩かなくてよく、レジ前であまり時間が掛からないので便利だと感じた。また、お金を払って携帯を充電できる機械や一人カラオケのためのボックスが駅にあったり、レンタルの自転車が普及していたり、日本にはあまりない文化に触れることもできた。驚いたのは、地下鉄に乗っているときに窓の外に映画の広告が流れたことである。パラパラ漫画のようにCMがコマ送りで流れる。この発想が面白いと思った。

ショッピングモールにあった携帯を充電する機械=8月22日、福田夏実撮影

一人カラオケ用のボックス=8月19日、福田夏実撮影

 今回私が中国を訪れて感じたのは、今まで自分が持っていた中国に対するイメージと、実際に行ってみて感じたことのギャップである。どうしても日本で得ることのできる情報は限られており、その少ない情報から誤解が生まれているように感じる。実際に観光地を訪れたり、現地の人々と関わったりすると日本に対して好意的な意見を持っている人が多い。現地の学生で日本語を専門に勉強している人は流暢な日本語を話し、今日本で放送しているドラマを見ているのには驚いた。偏った情報を全てだと思うのではなく、実際に自分の目で見たものを信じたいと思った。皆さんも実際に中国に行って日本とは違う文化に触れてみてはどうだろうか。

文責

福田夏実(Hijicho)

(出展元:Hijicho) 

2019.11.15

同窓会報 有恒

  • 第18号
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