大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

[悠々会] 開高健関西悠々会・総会・講演会・交流会開催 2022/12/17(土)

開高 健(イメージ)

開高健関西悠々会・総会・講演会・交流会開催
2022/12/17(土)

(関西悠々会)

開高健関西悠々会・総会・講演会・交流会開催 2022/12/17(土)

(関西悠々会)

開高健関西悠々会・総会・講演会・交流会開催

と き 2022年12月17日
ところ 大阪市立大学文化交流センターホール

 総会に先立ち、開高健関西悠々会作花済夫会長からの挨拶に引続き、来賓の公立大学法人大阪田中賢一理事より、「大阪公立大学学術情報総合センター3階(杉本)に、開高健作品の殆どが閲覧できる開高健コーナーがあるので、多くの学生に大先輩・開高健作品に触れていただきたい」等ご挨拶をいただいた。

 総会では、2022年度活動報告、2023年度活動計画案および2021年度収支報告・2022年度中間収支報告があり満場一致で承認された。

 講演会はコロナ対策のため大幅に入場者数を制限し、34名の方々に参加いただいた。東京からは、開高健記念会会員など3名が参加、また本の店「スタントン」で開催された開高健パネル展で掲示されていたポスターを見て参加された方もおられた。作花済夫会長(京大名誉教授)から「耳に残る開高語録」と題して用意された10枚のレジメをもとにお話をいただいた。

 作花会長は、開高健とは旧制天王寺中学の同級生でかつ体操部同期でもあり終生の友人の間柄で、開高健との最後の会合は、1986年9月に開催された「天王寺中学50期生東京同窓会」であったとのことです。「ヨッシャ」「嫁はん辞めさせてスルスルット寿屋に入った」「俺に似て社会性がない」「宣伝文句に署名したい」「もう5年待ってくれ」「小説家のいうことを信じる馬鹿がおるか」など開高健が作花会長に語った11の語録エピソードを披露された。特に1955年、開高健が24歳の時、愛娘道子さんが通う幼稚園での出来事語録「昨日父兄会で幼稚園に行って来た。作花、お前わかるか。お遊戯の時間にみんなが輪になって歌っているのに、うちの娘一人こどもの輪から外れて黙って座っているのだ。俺に似て社会性がないんやな。恐ろしいもんや」との愛娘思いの開高健との思い出を昨日の出来事のように話していただけたのが印象的でした。

 最後の懇親会では、開高健関西悠々会の創立10周年企画では、東京・開高健記念会の取り組みを参考するようにとの意見もあり、会員3人が2023年1月7日茅ヶ崎にて開催される〈ふるさとと文学2022〉「開高健の茅ヶ崎」に参加することとなった。

 恒例抽選会(景品:ウイスキー〈サントリー〉、開高健記念会〈書籍、開高健語録ファイル〉、大阪公立大学ビーフカレー〈市大同窓会・有恒会〉、オリジナルボールペン〈大阪公立大学〉、書籍〈たる出版〉、開高ゆかりの田辺大根)でお開きとなり、記念品にカメイチメロンパン(大阪市立大学文学部視覚文化資源実習で企画開発)が参加者全員に配布された。

(文責 開高健関西悠々会会員 上村修三)

2022/12/09(金) 開高健関西悠々会・総会・講演会・交流会 ⇧クリックして下さい

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