日 時:2019年12月9日(月)
場 所:開高健文学碑前(近鉄南大阪線・北田辺駅)他
開高健 没後30年にあたる12月9日(月)開高健文学碑前にて悠々忌が執り行われ、水仙の花が手向けられた。この催しは関西悠々会と全学同窓会の主催で、大阪市立大学 法文学部(卒業時)出身である芥川賞作家・開高健の偉大な足跡に敬意を表し、関連行事と共に毎年行われている。献花後は、場所を友愛センター北田辺へ移し、恒例の「開高さんを偲ぶ会-トリスバーと開高健-」が催された。バーテンダー植田氏(法昭44卒)が作るトリスウイスキーの水割りを片手に、開高さんの思い出話は尽きることなく、ほろ酔いの心地よい空間の中、杯を重ねる市大関係者、天王寺高校同窓生他、たくさんの開高ファンで賑わいを見せた。没後30年、生誕90年(2020年)と “開高健イヤー”となる今年から来年にかけて、様々なイベントが各地で開催、また予定されている。開高の残したものは、令和になった時代も色あせることなく、今またその存在感をあらわに、注目を集めている。本学、学術情報センター3階の「開高健 著作コーナー」では、絶版となった貴重な作品の閲覧もできる。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
中村祐子(文H27)開高健 関西悠々会会員