大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

第16回ホームカミングデー

と き 11月3日
ところ 杉本キャンパス

11月3日、杉本キャンパスで第16回ホームカミングデーが開催された。

◆五代スクエア
 今年は五代友厚関連イベントとして、五代友厚の足跡を辿るパネル展示と五代検定が実施された。キャンパスツアーの終着点に五代スクエアが設定され、多くの卒業生が五代検定に挑戦した。会場では高得点を目指し、展示を隈なく見て学習する参加者の姿が多く見られた。参加者には参加賞として大阪港開港150周年を記念したカレーが、高得点者には本学グッズの一つであるクッキーが授与された。また、五代展示の隣では鹿児島県大阪事務所が「五代友厚&明治維新150周年をメインにした鹿児島県観光」のPRを行った。2018年大河ドラマ「西郷どん」にちなみ西郷隆盛の等身大パネルが五代像の前に設置され、訪れた人々は五代友厚、西郷隆盛との写真撮影を楽しんでいた。また、「友厚」や「西郷隆盛」といった銘柄の焼酎が振る舞われ、多くの人が試飲していた。

◆講演会・同窓会総会
午後1時からは再び会場を学情10階大会議室に戻し、「母校が輝きを増すために」と題して、荒川哲男学長による講演会が行われた。講演では映画「LAST SAMURAI」を引き合いに、自分よりも他人を優先する他利の考え方を紹介した。そして、本学が他利・忠義・尊敬というサムライ精神をもった卒業生を多く輩出してきたと指摘した。最後に、今後大学統合が進むにあたり、優秀な人材を輩出し続けるためにはある程度の初期投資が必要なことを強調し、大学に自主財源の創出を求める行政とは一線を画した立場を鮮明にした。
全学同窓会定期総会
会場はそのままで午後2時10分から全学同窓会の総会が開催された。総会では、全学同窓会の昨年度活動・決算の報告、今年度の予算承認、今年度活動計画の発表が行われた。質疑応答では、平成30年度から発行される全学同窓会報「有恒」についてや、荒川学長から同窓会台湾支部を強化し、現地の学生と本学学生の交流の場をつくる提案がなされた。

◆学長主催ウェルカムパーティー
午後4時30分からは旧教養地区北食堂で、学長主催ウェルカムパーティーが開かれた。学長は挨拶で硬式野球部の秋季リーグ優勝など運動部の活躍を称え、またプロボクサー・坂本真宏選手を紹介し、次戦に向けて卒業生の応援を呼び掛けた。会場は再会を喜び合う同窓生たちの和やかな雰囲気に包まれた。パーティーの最後には逍遥歌の合唱が行われ、同窓生たちの歌声とともに今年のホームカミングデーは幕を閉じた。


五代パネル展示・五代ミニ検定


全学同窓会総会の模様

学長主催ウェルカムパーティー

2017.12.01

同窓会報 有恒

  • 26号
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