大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

法学部昭和45年卒業(予定)者同窓会食事会

 と き 平成30年2月24日(土)12:00~15:00
 ところ 帝国ホテル大阪 「レセゾン」

 昭和41年4月に法学部へ入学した者に対し水口さんが同窓会を呼び掛け、会場設定等もしていただき26名が参集した。前回開催から約6年ぶりで、同ホテル23階のレストランの非常に豪華な部屋で
フランス料理を食する機会を得た。眼下には市大ボート祭が催された大川が見え、学生時代が思い出された。開会に当たり、水口さんの挨拶で『同窓生の参加人数が少なく、意義がなくなりつつあります。最後の同窓会になるかもしれません』等の話しがあった。続いて樋上から市大と府大の統合問題の経過説明と大阪市会で「一法人二大学案」が承認され、新大学への道筋ができたことの説明がなされた。

 その後、仲内さんの乾杯の発声があり、七つのテーブル席でそれぞれ会食・懇談に移った。教養課程時代では語学を受講する時、ABCクラスに分かれ、各クラスではみんな名前と顔を覚えていたものである。また、他の講義でも顔を合わせる機会が多かったが、3回生から専門課程に入ってからゼミやクラブ活動などが中心になり、しかも市大紛争の発生後、大学が封鎖され次第にキャンパスではみんなとは顔を合わせることがなくなっていた。したがって、同窓生の中には約50年振りに再会したものの、お互いに姿かたちが変わり胸に貼ったネームシールを見ても記憶を呼び起こせない光景があちこちで見受けられた。出席者は限られた時間内にできるだけ多くの人と旧交を温めようとテーブルを移動して会話を交わし、それぞれ和やかな雰囲気が随所で醸し出された。5人の女子学生の内の1人、田中(旧姓岡田)さんも出席し潤いのある食事会となった。宴もたけなわの頃、皆様のご健勝を祈り、伊世さんからの手締めによりお開きとなった。話し足りない一部の者は大阪駅付近の喫茶店等で別れを惜しみ会話を楽しんだ。

(文・樋上)

<出席者・敬称略>安住健一、石田司、伊世幸男、磯部正明、乾宏、田中(岡田)恵美子、片山龍、
北村孝志、合田洋一、佐藤進、田中敏治、徳野藤一、仲内勉、中川泰夫、野崎二三男、樋口雅之、樋上晴雄、古川博、牧野恒夫、松下健二、狩野(三上)敬三、水口照二、村上貴志、森岡茂男、柳谷利弘、山川富太郎

同窓会報 有恒

  • 26号
TOP