大阪市立大学同窓会(全学同窓会)

NPO法人子どもと住文化研究センタ-・住まいの絵本館の案内

 現役時から私は子どもの空間研究をしており、結果を現実の社会に反映させることに意義を感じていました。そうするには、一般のお母さん達を振り向かせる必要があります。
 そこで「住まいのことを描いた絵本」を使うことを思いついたのです。

「住まいの絵本」には世界の人々の多様な暮らしや住まいの成り立ち、住の思潮、国や時代による住まいの意味や違いなど、多様で魅力的な住まいの情報が分かり易く描かれています。それを使えば様々な事を興味深く伝えることができます。
 住まいの絵本館には現在約1700冊の絵本があり、絵本の魅力に共感する仲間達が集まっています。
 子どもの空間を始めとして住まいの絵本で学べることは多く、まだまだその多様さや奥深さの魅力は私達を虜にして離しません。

 NPO法人子どもと住文化研究センタ-・住まいの絵本館の組織をつくって今年で4年目になります。
 常時仲間募集中で、参加大歓迎。月2回の研究会の他に、メインイベントやワ-クショップ・絵本プロジェクトの企画、新刊絵本の選定や分類、報告書の作成など、仕事は広がっていきますが人手が足りません。
 現状のメンバ-構成は、現役>リタイア、女性>男性です。興味のある方は下記に連絡ください。
 (kitaura.clivcul@gmail.com

 日本では第Ⅱ次大戦後憲法が新しくなり、女性の地位は、原始太陽であったという本来の姿に戻ったように思われています。
 しかし、現在でも背を伸ばして立てば頭をぶつける低い所に、もっと厚いガラスの天井があるように思われてなりません。
 時代は急速に大きく発展し続けている一方、相変わらず日本では女性自らも、古い規範に縛られている面が多くあり、女性は暗黙裏に腰をかがめる事を求められています。
世界経済フォーラムが毎年発表しているグロ-バル ジェンダー ギャップ レポートによると、日本での女性の社会進出率は極端に低く、韓国にもどんどん引き離されているのが現状です。先進国中最低はおろか、144カ国中111位という情けない位置になっています。2012年には101位でしたから、下落し続けていることがわかります。

 それぞれの立場で、それぞれの経験をもとに、私達が今最も得意なことを伝えていくことで、次世代の若い母親や子ども達の意欲を掻き立て、育てていきませんか。
 そして、独りでは破れないガラスの天井をみんなでアタックして破ってみようではありませんか。

 もし人生をやり直せるなら、今度はもっと大胆に思う存分自由に生きてみたいと思っています!

北浦かほる(家昭38)


住まいの絵本館にて 写真は筆者
NPO法人子どもと住文化研究センタ-・住まいの絵本館HP
http://www7b.biglobe.ne.jp/~sumainoehonkan/


「絵本からみえてくる住まいの文化」のワ-ルドカフェ
大阪市大文化交流センタ-・ホ-ル2013年



子ども向けの「絵本プロジェクトとお家づくり」
大阪ガス・ハグミュ-ジアム2016年

同窓会報 有恒

  • 第19号
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