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2018.02.04 18:50

大阪市立大学看護系同窓会 よつば会 講演会 報告

 看護系同窓会「よつば会」は、1949年に創設された大阪市立医科大学附属厚生学院から現在の大阪市立大学医学部看護学科、大学院看護学研究科の卒業生・在校生から成る歴史ある同窓会です。

 2017年11月11日(土)には、第9回(平成29年)総会を開催しました。総会後の講演会では、法相宗大本山薬師寺 執事 松久保 伽秀 様を招き、「人と人との絆とは」というテーマで講演会を開催いたしました。講演会では、奈良時代の寺院の歴史や仏教の概念の話から始まり、そしてそこから幸せや人と人とのつながりをどう考えるのかといった話を、ユーモアを交えた執事の話に会場は大いに盛り上がりました。

 また講演会の中で、「人(物)のせいで」と考えるよりも「人(物)のおかげで」と考えることができると、自身も幸福となり、人と人との「絆」も深まっていくものである、という言葉が非常に印象的であり、日々、患者やその家族と接する私たち医療職者にとって、絆や幸せについて考え、ケアへとつなげていくことが重要であるということを改めて考えさせられました。「患者さんのおかげで」と考えることが、患者との絆を深め、さらに自己に幸福をもたらせてくれるのかもしれません。(松裏豊記)

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