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練習メモ/1998年春合宿

1998/5/03修正

(椋/22代)

  春合宿の練習で説明したことの覚え書きです。
   
  1. 天秤投げ
  2. 回転投げ
  3. 小手返し(交差持ち)
  4. 入り身投げ
  5. 連行術(三教)
  6. 一教返し
  



  
  天秤投げ
   
   別に天秤投げに限らず、どの技も、また入り身の動作も、
   相手の腰の構えを崩したり、相手をかわしたと同時に相手に
   致命的な打撃を与えられる体勢にあります。
   実際は相手を崩した時に後ろから肘に体当たりして腕を折る
   技が隠されています。
   
   それをしないで天秤に決めて投げているというのが合気道たる
   点であり「相手に合わせて、もらって、返す」という基本を
   この形で表したものです。
   
   ですから「崩しは厳しくし、投げは優しく」するようにしま
   しょう。相手の腰が完全にひっくり返る状況までしっかりと
   崩し、相手の二の腕に自分の二の腕で1点で接して相手との
   隙間を詰めておき、そこから足、二の腕の接点、呼吸(吐く)
   同時に出てなげます。
   
   この時も腕を無理矢理極めるのではなく、投げる前に相手の
   体勢を浮かせてしまい、そこから水平に遠くに放つ感じで投げ
   て欲しいです。投げる時に極めているのでは遅いです。
   


   
   回転投げ
   
   相手の頭をきちんと下げさせるために注意すること。
   それは相手に当て身を入れて崩し、相手の脇をくぐり抜けますが、
 
   その時にしっかりと相手の手首、手の甲側をしっかり掴むよう
   にしましょう。
   
   そうして引き足と一緒に掴んだ手首を引き込むと、相手は肩に力が
   入らないので自分の足元に寄って来ます。
   (三教の表の崩しと同じ方向になります。)
   


   
   小手返し(交差持ち)
   
   交差持ちから相手を崩すには、相手が力が入らない方向に導いて
   行けば良いです。螺旋の方向は回転投げの導きの方向とは
   反対ですが、どちらも肩に力が入らない線が1本あるのでその
   線を探します。
   
   小手返しを極める時に相手に持たれた手が外れない時は、
   導いたのと逆の方向にひねると楽に外れます。
   


   
   入り身投げ(正面打ち)
   
   俗に「市大の」といわれている、後ろに引いて投げる方の説明
   です。でも最初の捌きについては入り身投げに共通して言える
   ことです。
   
   以下の3つを、同時に行うこと。

 
捌  き
投  げ
1.正面打ちの捌き(手の動き)  

  自分から手刀を振りかぶり、相手の正面打ちを  
 誘う動きを します。そして、手の甲側の1点で相手  
 の正面打ちを上から 押さえます。   
 従って、掌が上を向いた状態で相手を制した状態  
 になっています。   
 

   相手を制した手 → 上げる   
 
2.入り身(足の動き)  

  相手のすぐ側に踏み込んで、相手と同じ方向を  
 向くこと。 相手と離れてしまうと↓の引き付けが  
 うまく出来ないので技 が切れてしまいます。   
 

   3.の手と同じ方の足を、同時に、引く。   
 
3.引き付け(もう一方の手の動き)   
    
  1,2で相手を捌いたら、相手の頭が直ぐ前に  
 来ます。 この時首を掴んでしまうと腕の力で引っ  
 張ってしまうのでそうでは無く、手刀を相手の  
 頚動脈に当てるようにします。   
 
   手(手刀)を自分の方に「切る」ないし  
                  「引っかける」   
 
   



   
   三教→連行術
   
   三教の極めから連行術に移る時、極まっている肘を下ろします。
   その時に手刀で肘を引っかけて引くと、すっとついてくる方向が
   あるのでそれを探すこと。
   


   
   一教返し
   
   腕を極める方法は、四方投げ(裏)とほぼ同じです。
   
   そして、これはどの技でも同じですが、上半身だけ無理に投げよ
   うとすると、痛くても相手はついてきません。きちんと腰の構え
   を崩していて、崩したところに「パッ」と呼吸が入ることで相手
   は飛ばされます。
   
   一教を押さえた状態から投げるまで、相手を少しづつ外に連れて
   いって崩していくようにすることです。
   方向としては小手返し(交差持ち) の螺旋の方向と同じ。肩に力
   が入らない方向があり ます。
 


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作成元:大阪市立大学合気道部 OB会事務局