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青山さんメモ

(2007年3月23日 PDF画像追加)


(以下、テキスト化版)

1.合気道の基本

  心と身体の統一   気の出ている状態
  これをいつ、いかなる時も心がけること。
 
  心 技 体
  ↓      ↓
  気を出して  正しいうごきをするとになる。

  精神的なものにのみとらわれてはいけない。
  技術面ばかりにとらわれてはいけない。
 
 

2.合気道伝承者のおちいりがちなあやまり

  合気道の練習時によくおちいる問題に絶対的なうごきと
 相対的なうごきのとらえ方のまちがいがある。

 絶対的なうごき  (1)気の体操
          (2)個人のイメージとしての型
          (3)相手は存在するがストップモーションでの説明時

 相対的なうごき  (1)自分と相手の位置関係の変化
          (2)時間的経過

 相対的なうごきを理解していなくては絶対的なうごきの壁は
 やぶれない。
 
 

3.技法のなかにおける直線と円とらせん

 (1)直線について

      当然のごとく、時間あたりのスピードは最も速い。
   しかし、合気道の技法上これはあまりいみをもたない。
   なぜなれば合気道の基本的考えとして直線は、はずすものである。
   はずれる直線に力はない。しかし、はずせなければあたる。
   はずし方は皆もよく知っている「入り身」である。
   これが毎日、よく注意して練習していないとなかなかできない。

 (2)円について

      これは次のらせんの解説の補助にとどめておく。
   円は絶対的なうごきの中では円の形をしているが、相対的
   なうごきの中では「うずまき」か「だ円の一部」である。
   なずなれば、円の中心である自分の中心が移動するから
   である。

 (3)らせんについて

      前項の円にたてのうごきが加わったもので円よりも
   速く相手をうごかせる。なぜなれば、円動作と
   同じ時間で相手のうごく距離が長い。

   (図略)
  
      1〜2と1〜2′は同じ時間で移動する。
   らせんも円の時と同じく、相対的なうごきの中では
  「うずまきらせん」である。実際の技法の中ではほとんどの動き
   が「うずまきらせんになっている。
 
 

4.入り身と転換

   この2つは合気道の技の中で最も多用するうごきである。

 (1)入り身

     前述(直線をはずす)したが、相手と対峙し、自分の
   中心を相手の攻撃線をはずした場所へ動かすことが
  「入り身」でえある。ここではあえて相手のウラへ入いるとは
   いわないでおく。この中心の移動が正しくなされない
   時は次へすすみにくいか、あるいはすすめない。

 (2)転換

    「入り身」の次にくる動作が「転換」である。
    「転換」とは前述の「うずまきらせん」を用いた回転
    動作である。転換動作は「入り身」後の導き、
    および技の終結などに用いられる。

 合気道の技のほとんど全てが「入り身」と「転換」の組み
 合わせで説明できる。  (例外も中にはある。)
 
 

5.上達のための技の類型化

    合気道の技は数えきれない程あるが、足のうごき(自分の中心
   のうごき)から見ると、同じものあるいは似ているものが多い。
   なぜならば、ほとんどの技が「入り身」と「転換」の組み
   合わせで成り立っているからである。

 (例) 1.横面打ち巻き入り身投げ と 突きの回転投げ
     2.突きの小手返しと 正面打ち入り身投げ

 他にも色々考えてみてほしい。

  以上の足のうごき(自分の中心のうごき)と共に手のうごきが
 加わって多彩な技の変化があるが、ここで手のうごきに
 若干の説明を入れる。

 自分の手のうごきでもっとも重要、かつ、多用されるのが、
「一教運動」の手のうごきである。合気道のかなりの技が
「一教運動」で説明することができる。(手首より先の小手先
 部分は無視する。)

 例.   一教、入り身投げ、小手返し、四方投げ、etc.

  相手の手のうごかし方は大きく、3通りに分けられる。

(1)相手の手にひねりの加わらないもの
             呼吸投げに多い。

(2)相手の手に外ひねりの加わるもの
          小手返し、四方投げ、てんびん投げ、etc.

(3)相手の手に内ひねりの加わるもの
          一教、二教、三教、四教、etc.

   以上3通りとも、ひねったりすることにとらわれず、ゆるみを
  とって行うことが肝要である。 (1)の呼吸投げは
  ゆるみに注意して練習しても、(2)と(3)はともすると、ひねり
  方に気をとられがちになることが多い。正しく「一教運動」と
 「転換」ができれば、自らひねりが加わることに気付いて
  ほしい。 したがって手のうごきは足のうごき、身体の中心の
  うごきと統一性をもって行うことが大事である。
 
 

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作成元:大阪市立大学合気道部 OB会事務局