フオスターA      紅の美しさ 関口 晃宏   女性としての願いに極く遠慮がちに、その口元を紅に塗り、時に軽くお白いを叩いてくる様、学問の、又多くの男ばかりの生活の中にあって、ふと萌え出ずる心の動きに鏡の前で取る化粧具。その姿、あはれにゆかしく私は感ずるのである。どのような場にあっても拭い消し去る事の出来ない女性としての姿である。人々の心の底に持つ願、この様に美しく、又如何に周りがあろうと、この様に萌え出るものである。目に見えない、しかし力強い此の力―。私達の心根に持つ美しい、此の世にあっては唯一の願、 「平和《への願、その美しさは何人とも否定仕難い事であろう。それが美しく、又、力強く此処に集まった。それはイデオロギーでもない、浮ついた理想でもない。唯、白紙なる人間に帰って、学びつつ皆様と共に求め様とする真実味溢れる行動である。この行動こそが美しい。単なる願いのみでは醜い末路に至る。フオスタ*大佐の様に―。私は、人間として、自ら忠実にそして自信持ちて行動する、マサン、リーヤ、 人間としての限りない美しさを感じる。そして此れこそが本当の人間の真の姿だと―。二.三年が手薄であるため、一年生の全く始めてと云う人でキャストを組んだ。どうか此の人々の為に温かい御批評を下さる様お願いする。末筆ながら忙しい中を未熟な私を助けて下すった、先輩倉井さん、日比野兄 吉本兄、音楽部の高田氏、又、各サークルに心から御礼申し上げる。   ―パンフレットより―        戻る