発掘の種類について一口に発掘といっても、その目的によって大まかに学術発掘調査と緊急発掘調査という二種類に分けられます。 ・学術発掘調査その名の通り学術研究のためになされる発掘。設定された仮説や反証を裏付けるため、あるいは問題解決の資料を得るために行なわれる。 事前に入念な調査がされ、また目標が限定されているため遺跡の発掘が最小限ですみ、 結果遺跡の破壊も最小限となる。 ・緊急発掘調査開発などによる工事のために壊されることになった遺跡の記録保存を目的とした発掘。ただし、調査期間などの制約を強く受けるために完全に満足の行く調査とならないこともある。 また、一つの工事区域内に存在する遺跡が様々な時代や種類にわたることもあり、 その点も調査の完遂を難しくしている。 調査後、ほとんどの遺跡は破壊されてしまう。 戦後しばらくの間は学術発掘調査のほうが主となっていましたが、最近では緊急発掘調査のほうが遥かに多くなっています。 |
